ランチ1000円、ワッフル980円の謎

3泊4日で東京に行ってきました

1日目は代官山やらなんやら
2日目は「大友克洋 原画展」やらなんやら
3日目は秋葉原やらなんやら

今回は代官山での体験にフォーカスしてみます。(もしかしたら別の記事に大友克洋の原画展については書くかもしれません)




お昼に着いたので、とりあえずランチに行ったわけです。価格は1000円、「野菜のバーニャカウダー食べ放題、パン食べ放題、メインのパスタ」という内容でした。普通においしかったですし、これは東京の物価を考えても普通に安いと思いますが、そんなに混んでいるわけではありませんでした。

次に「代官山といえばスイーツ」らしいので、雑誌に載っていたおいしいワッフルのお店にGO!……したものの、40分待ち。まあ仕方ないなと思いつつ入店しワッフルを注文しました。価格は980円、味は「あれ?そんなにうまいわけじゃないな…というか普通…これ俺でも作れそうだぞ?」っていう味で、ちょっと高いなあと思ったわけです。でも混み混みでした。

なぜクオリティと客の満足度に対して、このような価格のギャップがあったのでしょう?

もちろんスイーツのお店はおやつ時しかお客さんはあまりはいらず、かたやレストランは昼夜とお客さんが入るので前者では後者に比べ客単価を上げ気味にする必要がある、というのはわかります。が、それ以上のギャップを感じたと思ってください。




僕が思うに、「代官山といえばスイーツ」というイメージがそうさせていると思います。

「代官山といえばスイーツだよねー、え?980円かあ少し高いけど、代官山だから仕方ないな!」
「代官山といえばスイーツでしょ、何バーニャカウダーって」

こんな感じの心理な気がします。

つまり、ある集団・組織・地域に「○○といえば××!」というイメージを世間に植え付ければ、多少値段が高くても売れてしまうという事ですね。決して簡単な事ではないと思いますが。

いわゆる「思考停止」ってやつですね。本当に代官山のスイーツはおいしいのか、なぜ場所でスイーツがおいしい地域が限定されているのか、そんな疑問を思ってる人はあまり行かないかもしれません。




病院選びがこれと同じ現象な気がします。「大きい病院ならとにかく最前線、お医者さんもいっぱいいて安全だから最適な医療を受けられる。だから近場の基幹病院じゃなくて大学病院に行こう。」って思う患者さんは多いんじゃないでしょうか。

一概には言えませんが、私見では大学病院が最適な医療を提供できるのはめずらしい難病とか、かなり専門性の高い疾患に限られる気がします。

人間、思考停止になると損害を被るという事ですかね。
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Date: 2012.05.03 Category: 旅行  Comments (0) Trackbacks (0)

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