個人の時代に適応するために

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前のWish Scopeの記事で書かせていただいた、個人の時代が〜という話の続き。

要は「所属、資格、会社、組織に頼ってばかりだと、いつはしごを外されるかわからない(これらはそもそもそういうものだと思うんですけどね…)から、自分が組織、資格、様々な社会的位置づけを失ってなお、仕事にありつけ(もしくは作り出し)飯を食い家族を養っていけるかが重要だ。」という話でした。

【例① シャープ】

例えに出しては悪いのですが、株式会社シャープ、昨日「1万人がリストラ」とかいう記事を見つけました。多分、昔は「シャープに入れば安泰!」と言われていたのでしょう…それを言うとSONYも株価が1株1000円切ってます…昭和のピーク時は30000を超えていたらしいです…1/30です…

【例② JAL】

JALも、2年半前に倒産、上場廃止になってから再上場。とはいえリストラは1万6千人規模で行われたそうです。(ソースはこちら




僕は君たちに武器を配りたい僕は君たちに武器を配りたい
(2011/09/22)
瀧本 哲史

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組織、会社、所属に頼れないとなると、やはり自分自身の価値を高めコモディティ(ありふれた商品)にならない事が重要ではないかという提案です。

例えば医者になるのであれば、「誰にもできないほどこの分野の手術はうまい」「この薬の細かい調節はかなり自信が有る」「この研究は私が最先端を突っ走っている」「インターネットを使った新しい医療を提供している、今の所誰にもまねはされていない」等、いわゆる”とがっている”部分が必要。

確かに弁護士や医師はその免許そのものに法的な希少価値がありますが、とはいえ現在、弁護士は数が余って仕事が減って、あまりに仕事が無いからといって債務を減らしてそこからお金をとるアディ…おっと…と、とにかく医師も最終的には余る時代が到来するかもしれません。

そのために、どの分野で”とがる”か考える必要があります。ある特定の分野で圧倒的な能力を発揮するのか、自分のまあ一番得意であろう分野と他の分野を組み合わせて新しい何かを作るのか、僕の中ではどちらかしかないかなと思います。(後者の方法についてはこちらの記事「受験で培ったであろう医学生の能力について」を参照)

そしてそれを選択するために、多くの情報・知識が必要になる。それらを得るために、やはり最新のインターネット記事や、昔から有る有名な書籍などから学び、友人と議論したり、あたらしい出会いの中から何かを感じ取る、いわゆる”人生経験値”から得る。これらの手法を用いてとにかくインプットする、それが大事なのかなと思いました。



スタンフォード大学では、学部生が4年間で480冊の本を読むそうです。3日で1冊を4年間、しかもどれも授業で扱うハードカバーの難解な本らしい。

若いうちのインプット量で、アメリカに日本は負けている。結果、選択の幅が狭く、リスクヘッジの効かない人生を歩みがちである、というのが持論です。インプットし、議論することでアウトプットする。その作業を日本でスタンダードになったらどんなにいいだろう。。。

そういう事で、仲間探しています。是非気兼ねなく右のメールフォームからご連絡下さい。なんかしまらなかったんですが、これで終わりです。ではでは

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Date: 2012.09.23 Category: 書評  Comments (0) Trackbacks (0)

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