”個人の能力を売る” 注目の新型ウェブサービス(3)


今回,まず取り上げるのは、ご近所お願い解決サービス Wish Scope について。

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このサービスは別に新しいものではありませんが、最近普及してきているようなので書いてみました。肝心の内容はというと、超簡単。選択肢は2つ。

1つめは、スキルや物を売ること。「私、こんな事できます。1回いくらでやります」「私これ売りたいです、いくらで売ります」

2つめは、スキルや物を買うこと。「私、こんな事で困ってます。助けてください。いくら払います。」「私、これ欲しいです、いくらで買います」

物はわかりやすいですね。しかし、「スキル」というといまいち…という方が多いと思います。サイトをみてみますと、多いのは

「イラスト書きます」
「SNS用の写真を加工します、美しい写真作ります」
「パソコンについて教えます」

の類いのものです。いわゆるデザイン、IT系です。確かに似顔絵とか、会社のロゴとか結構できる人多いかもしれませんね。そういった個人のスキルを売る事ができる、そんなサービスです。

このサービス、かなり近未来的だな〜という印象。どういうことか?説明していきましょう。

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横浜港デッキタワー  近未来的〜


これからは間違いなく個人の時代

これからは個人の時代、と言われます。所属している組織、団体、そんなものでこれから飯は食って行けない。むしろ所属している団体から抜け出し、裸になったあなたが、何が出来るのか。そこが重要になってくると思います。

その根拠になるのが、インターネットの普及です。もはや個人のスキル、情報はネットに溢れ、誰もが感知する事ができます。そしてこの Wish Scope のようなサービスの誕生が追い打ちをかけるでしょう。

医者の世界も例外ではないと思います。アメリカ型実力主義にシフトしていく事は間違いありません。ただでさえ、今日本では医者の転職が昔に比べ多くなっていますし、麻酔科などの科でフリーランスのように働いている方もいます。
 
「○○会社、〜部部長」「○○会、会長」「○○病院、〜科 教授」こういった肩書きは意味をなさなくなっていくに違い有りません。というか、正確に言うと「実力ある者がそれ相応の肩書きにつく時代」じゃないでしょうか。


グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくるグローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる
(2012/06/19)
倉本 由香利

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それを先駆けているのがこのサービスではないか、という事です。

実はこういう個人スキルをプラットフォーム化し、それで就活してしまおうという会社を知っています。個人的にそこの社長の方と仲良くさせていただいているのですが、さすがという印象です。

話変わりまして、似たようなサービスにOREPONがあります。これは今日?リリースされたものです。こちらのほうが「売る」にフォーカスしている感じで、「俺のクーポン買いやがれ」とわかりやすいメッセージ。普及率ではWish Scopeには勝てていない印象ですが、ここからどうなるかわかりません。



じゃあどうすればいいのよ?という意見が多いと思いますが、それについてはまた後ほど…

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Date: 2012.09.22 Category: IT  Comments (0) Trackbacks (0)

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