女子会は仕掛けられたものだった


最近何かとつけて女子会女子会…やたらと女子の中で女子会が流行っているみたいですね。

実はこの女子会、かの有名なリクルート社による仕掛けだったそうです。

こちらのブログを見て、なるほどと思いました。



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どうやら、当時流行しだしていたホットペッパーに女子会の記事を載せ、女子会プランのクーポンを出したそうです。すると「どうやら東京ではやっているらしい」と瞬く間に情報が流れ、全国に拡大していったらしいです。

女子会は当時、「おしゃれで少しお高い感じ」をマーケターが仕掛けていったときいています。しかし、どうやら別にそこに女性陣は女子会の魅力を感じていない、という事にいち早く気づいたのが、モンテローザ系列の笑笑でした。



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「女子会のイメージはお洒落なイタリアン。ムードに合ったワインと魚介類のパスタに、食後はフルーツのジェラート。価格も少し高めというのが、それまでの女子会の典型的なプランだった。」ところ、当然のことながら、そのような女子会需要も根強く存在するわけだが、笑笑が上手だったのは、「そこは市場のボリュームゾーンではない」というところにいち早く気づいた点ではないだろうか。」という記事も発見。

さらに続き「女子会市場のボリュームゾーンは、女子社員だけで、つまり男子社員のいない場所でおしゃべりをしたい、というニーズにある。年収ゾーンで言えば、250万円~400万円の女子たちが主なカスタマー層だ。そういった層が会社の帰りに集まって、居心地のよい場所で長居をしたいのではないか、というのが、笑笑が発見した新市場なのである。」と。なるほど〜

昨日の夜、ふと「ん?女子会ってただの飲み会でないの?」と思い、ツイッターで疑問連呼しまくり、女性フォロワーの方々からリプライをいただいたきました。どうやらそれによると、もはや飲み会の「内容」というより、とにかく構成メンバーに重きがおかれているらしく、つまり「気の合う女子」が集まる事に意義があるそうです。男子禁制の、女子だけで行われる飲み会。そこでは普段話せないような突っ込んだ話をする事ができ、周りを気にする事無く、ストレス発散になる。こういった事が事実、魅力のようです。



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最後に、他社が出遅れた理由として2つあると。

1つ目は、先入観。「それはないだろう」と思っていたこと。女性が夜、集まってわいわい騒ぐのに選ぶ場所が居酒屋チェーンであろうはずがない、と居酒屋側自身が思いこんでいたのだ。実際にはそんなことはなく、仲間内の女性同士が会社帰りに集まって騒いで楽しむ場合、清潔感のある居酒屋であれば全然気にならないということが、後になって証明されることとなった。

2つ目は当時、主戦場であった男子客の世界で、低価格戦争が勃発していたこと。関西から名古屋・東京へと進出し始めた、何でも280円均一の「鳥貴族」がきっかけとなり、東京でも低価格均一業態が乱立。「和民」「庄屋」「金の蔵」といった既存の居酒屋は男子客の争奪で頭がいっぱいになった。

なるほど。やはり女性のニーズをつかむのは難しいようですね…男にはわからないのか



とまあ長々と分析してきましたが、いずれにせよ、何かが流行るときは誰か仕掛人がいるわけで…安易に流行にのらず、自分の目で確かめて本当に良いものなのかどうか判断していきたいですね。
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Date: 2012.09.16 Category: 経済・経営  Comments (0) Trackbacks (0)

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