最近の「空気読めよw」って言ったらなんか優位な風潮

こんばんは、なぜか今になって鍋を食って汗かいてますyoungdrです。

今日は夕方あたりから、友人とスタバで待ち合わせしてたんですよ。もろもろの手続きがありまして、相手もそのまま別の場所に移動する必要があったので地理的に有利なスタバにしたんです。ダイビングの学科の勉強したり、本を読んだり、新作を味わって久しぶりにくつろぎの時間を堪能してたわけですね。

そしたら、浴衣着た女の人が来たんですよ。祭りの帰りとかですかね、友達らしき人物と一緒でした。いやーしかし流石にそれはないだろうw、と正直思いました。場の雰囲気や空気ってものを見事に壊して一気にカオスな空間が出来上がりました。あげくの果てに、抹茶クリームフラペチーノを床にぶちまけていました…おいおい

浴衣はあんな明るい所ではなく、薄暗くたまに見える夏の柄が控えめで女性的な印象を与えるせっかくの伝統衣装なのに。古き大和撫子を衣装で表した日本の文化なのに。あーなんか同じ若者として、まずそれを理解していない事と、そして浴衣が周りの雰囲気に与える影響を考えてない事にかなりショックでした…



MacBook+浴衣+コーヒー

「いや…似合わなさすぎだろ流石に…真ん中真ん中」

ってなりますよそりゃw



それでいて、最近若い人(少なくとも僕の周り)は、何かあるとすぐに「空気よめっwww空気ww」みたいな事を言う人が多いと思います。

多分、彼らの中では、彼 ら で 言 う と こ ろ の「空気をよむ」ができる人=ステータス、その集団で優位、リーダー みたいな謎の感情が芽生えている気がします。特に、自意識が強くて自己愛が強い、いわゆる「デキる人」に多い傾向がある気がしました。ズバリ学部で言うところの、医学部とか。

おそらく子供の頃、「○○ちゃんはエラいね、スゴいね。おりこうさんだね〜」って言われて育ち、そこそこの能力があったから周囲の環境の手助けもあってエリートになったものの、それはあくまで「周囲」が形作ったレールに過ぎなく、決して自己決定に基づく物ではない。そんな大学生に多い気がします。本当は弱くて何も出来ない自分を、何でもいいからアイデンティティを見つけて心理的に強化したいんでしょう。

あくまで僕の足りない脳みそでの予想ですが。ただ、これじゃなければ、合理的な頭の良い人が、本当は空気が読めていないのに自分たちだけで通じる「空気を読む」をステータスとして扱う理由がこれ以上説明できないです…こうだと思うって方がいらっしゃいましたらコメントかメッセージ下さい。

可能性として「本当はこれが空気を読めてないってわかってるけど、自己愛の強化が気持ちよいからそっちを優先してしまった」っていう場合もあると思いますが。



確かに、言動や雰囲気だけで空気は出来上がって、それに反しないでいようとする事はできる人が多いと思います。というか皆それに反する、はみでるのを過剰に恐れている気がします。しかし、その背景に予備知識が絡まってくる(文化、伝統、宗教などが多い)場合、一気に彼らは空気が読めない存在になってしまうと思うのです。

とはいっても、

……

これって、本当に空気読めてますかね?

そんなに空気を読む事に重きを置くなら、これくらい頼むぜ…マジで…って感じです。

本当にこのての人はタチが悪い、というか僕には合わないです。たいてい話し手も自慢話ばかりだったり、過去の自分の栄光の話だったり…どれだけ自我が確立されてない自己愛に満ちた人間なんだよ……。

とはいっても、自分自身そういう部分が0ではないと思います。ですから自戒の意味も込めて書いていますが、皆さんもこうはならないで欲しいですね…。そして子供にはきちんと自由な教育をしてあげたいです…はい。



ちなみに

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この本で子供の発達時期と教育による精神・人格形成については簡単に学びました。入りやすいのでオススメです。

ではでは…
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Date: 2012.08.02 Category: 精神・心理  Comments (0) Trackbacks (0)

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