脳梗塞になったらどうすべきか?意外な盲点

脳梗塞といえば、巨人の終身名誉監督「長嶋茂雄」さんや、サッカーのオシム監督等が罹患した疾患で有名です。

簡単に言うと、これは脳の動脈等の血管系が何らかの理由で機能を失い、血液循環がうまくいかなくなった脳組織が死んでしまう事です。

今回は脳梗塞になってしまった場合の治療についてお話します。

一般的には、外科手術で治療します。



今日大学の講義で習ったのですが、ある条件を満たせば外科手術じゃなく脳梗塞を治す事ができる方法がありました!

それは…tPA静脈注射

要は血栓等で血管がつまり、機能を失った血管系を「血栓を薬で溶かす」事で復活させる。

なんとも便利な…そして安心できそうな…うまい話だなあ…

そうです、うまい話です

うまい話には、対価があるのが世の常。

tPA治療可能な条件とはズバリ…


発症後3時間以内に治療する事!


です。理由はここでは省きます。

ですので、もし家族等が「左手が動かない」「うまく言葉が話せない」等脳梗塞らしき症状が出た場合は

救急車を呼んですぐに病院へ、とにかくすぐ。はやければはやいほどいいです。

以上、脳外科の知識でした。



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Date: 2012.04.25 Category: 脳・神経  Comments (0) Trackbacks (1)

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