人間の進化と資本主義

こんにちは、夏休みに入ってたくさん本を読めるのでwktkしてるyoungdrです。今日は、少し哲学チックな話をしたいと思います。表題は「人間の進化」から「資本主義」まで。



人間は、類人猿だった頃から進化し続けています。打製石器、火、磨製石器、鉄器、青銅、活版印刷、蒸気機関、パソコン、原子力…人間は”もっと進化してよりよい生活を手に入れたい”という気持ちを具現化させ、進化してきました。この原動力になっているもの、それはあくなき「向上心」にあると思うのです。

その向上心のさらに下層にあるものが「欲望」で間違いないでしょう。”もっと〜が欲しい”(欲望)→”もっと〜を研究して発明しなければ”(向上心)→進化 この過程により、今の素晴らしい世界があるわけです。

ですから、僕はこの「欲望」というものが決して悪ではないと思っています。もちろん、悪に転じうるものですが、だからといって欲望に満ちあふれた人を悪人だと決めつけけるのはナンセンスです。

大都会

資本主義経済が最近問題になっている事はご存知でしょうか?アメリカのサブプライムローン破綻から始まった世界恐慌により、一部の人が「資本主義経済は間違っているのではにか」と論じ始めたのです。

何が問題かというと、資本主義経済とは基本的に進化を当然としていて、無限に進化し続けるという前提のもと、人間の欲望と向上心を最大に発揮させるシステムです。当然、資源等は有限なのに無限の進化などあり得ないわけで、だからこれはおかしいという普通のロジックです。

しかし、僕は問いたいです。「じゃあ代わりになるシステムはあるの?自分で考えた?」と。

もし資本主義をやめるとなると、おそらく文明は逆戻りです。インターネットは無くなり、電話もなくなるかもしれません。資本主義をやめるなら、文明を逆戻りさせる事を容認する事です。電気をなくし、洗濯も自分で手洗い、石油を使いませんから自動車もありません。

僕なら、こんな世界だったらつまらないし死んだほうがマシです。人生の楽しみって、どんどん物事が新しくなっていって、進化に触れる・進化させる事じゃないでしょうか?

確かに資本主義は完璧ではないと思います。まず格差は確実に生まれますし、競争・いじめ・差別はあたりまえのように起こりうるでしょう。しかし、その中でいかにバランスをとるか?法律や条約で制約して完全な自由ではなくす、そのバランスを資本主義にあくまで 付 け 加 え る 形で足して行く事が唯一の方法なんじゃないでしょうかね。

そういう視点で、今の原発問題に対して考えると、何か見えてくる気がします。





「向上心のない者は馬鹿だ。」ーこころ/夏目漱石

Date: 2012.07.28 Category: 経済・経営  Comments (2) Trackbacks (0)

この世で最も素晴らしい発見

こんばんは、今朝起床したのが12:00のyoungdrです。

ビアガーデン行ったんですよ。従業員の方が全員水着のおねーちゃんなんですよ。ついつい飲み過ぎちゃったんです。酒が進む進む…テストのせいなのか水着のあれなのかわかりませんが進みました。その後バーでテキーラテキーラ、老骨に鞭うってテキーラ。そりゃ昼までねるって…

はい、では本題に。少し今日は経済における「知ら損知識」を発信しようと思います。



アインシュタイン



彼の名前はアルベルト・アインシュタイン。天才物理学者として世に名前が知られていますね。彼の考えだした特殊相対性理論、一般相対性理論は有名です。僕も本で勉強した事がありますが、よくわかりませんでした笑

簡単に言うと「時間は平等ではない、物体の速度によって相対的に変化する」というニュアンスだったと思います。高速で動くと、少し時間の流れが遅くなりかつ外から見るとその物体が短縮されて見えるそうですね。まあぶっちゃけ飛行機に乗っている人は少し時間の流れが遅くなるって事しかわかりませんでした。



それは置いといて、彼は「○○が人類最大の発見」と言ったのですが、何だかわかります?

そう

複利です。

複利というのは、銀行預金や投資等で得た所得をさらに再投資する事で指数関数的に額が増えて行くあれです。

じゃあどんだけすごいのか?

実感がわかないと思いますからシュミレーションをしてみます。



例 スペック:22歳 youngdr (男)
  資産  :100万円 
  運用率 :年利5%
  年間貯蓄:100万円

※この年利5%は株式配当等で考えられるごく普通の利率です

さて、これくらいならスタートできそうじゃないですか?まあ年間100万円確実に貯金できるかどうかは若干怪しいですが



計算してみました!

1 年目  205 万円
2 年目  305 万円
3 年目  430 万円
5 年目  679 万円
10年目  1419万円  ※本来1100万円
20年目  3570万円  ※本来2100万円



どうでしょうか?決して高くない資金、利率ですが複利の効果は明らかです。特に、指数関数的に増えて行くので後半の上昇が尋常じゃないですね。

こうして、約3500万を手にした42歳youngdr。これを元金に、貯蓄は終了します。入ってきたお金は他にどんどん使えます。60歳までさらに20年ほどありますから、この3500万円を放っておいて年利5%で運用、その頃までには約7500万ほどになっています。楽々老後を過ごせるわけですね。

実はこれは、僕が考えた退職金が出ない医者に向け老後資金作成方法です。数字をかなり現実的なものを使っていますから、普通に可能です。



これが複利の力です!!!

さすがアインシュタイン!

多分彼のメッセージはこうです



「お金をあくせく稼ぐ人生はつまらない。若い頃から複利で運用することで自由を得る事ができる。複利は自由を与えてくれる唯一のものだ。だから複利は大きな発見なんだ。」


Date: 2012.07.25 Category: 経済・経営  Comments (0) Trackbacks (0)

理系最強説

こんにちは、明日テストを控えたyoungdrです。

夏到来までに体を鍛えてやろうと思って、筋トレしてるんですが

なんか体がどんどんでかくなっているような…

有酸素運動します笑



今回は「理系最強」という事で、話して行きます。

皆さん株式会社ユーグレナってご存知ですか?

東京大学発のベンチャーです。生命科学の分野だと思います。



最近ですね、大学等の理系研究職が会社を持ち始めました。

これは素晴らしい事です。

まず投資家をつのって自分の研究費をじゃんじゃん出してもらい

がんがん研究して製品を出し、売る。

そのお金でまた研究する。

今まで経済面であまり報われなかった理系ですが、良い事ばかり!!!

なぜこういう風潮になったのか、自分なりに考えてみました。



原因はサブプライムローン崩壊、リーマンショック。

これで世界的に「もう儲かる話はほとんど無い」事に皆気づく。

そしてかなりの不況なう。

まあユーロ債務危機の問題もありますが、そこはおいといて。



多分、投資家達は思ったんじゃないでしょうか

「残る成長分野は…理系研究だ!!!」

だから有名大学である東京大学あたりにオファーがいって、こんな感じになったんじゃないですかね?

あくまで受け身でっていう説です。

理系側が動いて会社作り始めたっていうのは、考えにくいですね。

結構前から会社が資本金1円で作れるようになりましたし

外部からの刺激があったんじゃないかなあ…



とはいえ

おもしろい時代がやってきました。

今までマネーゲームに費やされてたお金が、理系研究にまわる。

潤沢な資金を得たサイエンティスト達が新たな研究を行い、世の中にどんどん新しい物が出てくる。



日本は将来、「ものづくりの日本」から「研究開発・発明の日本」に変わる???

だとしたら、理系研究者はおいしい???

例え人口が減っても、研究内容が充実してればいいわけですから

日本の未来は明るい?

あれ、日本始まった?
Date: 2012.07.09 Category: 経済・経営  Comments (0) Trackbacks (0)

円高は良い事だ

真夜中にこんばんは、明日にテストを控えた医学生です。



今日は円高について

世の中

「円高になると、日本の製品が高くなって海外に売れない!」

「日本の企業は苦しんでいる!」

とか言う人、いますね…

残念…

確かに円高は「円が高い」わけですが、それで上記のような事にはなりません。

なぜか?

そりゃ海外に製品を出してるような大規模でかつまっとうな企業なら



「海外と日本で半分づつ製品を生産する」



に決まってますよね。





そうすれば

円高の場合 日本産のが売れなくなって海外産が売れる

円安の場合 日本産のが売れて海外産のが売れなくなる

となります。



逆に、この程度でつぶれるならその企業は先見性が甘い企業だと思います。

いずれ消えるでしょう。

ですから企業にはたいしたダメージはありません。

むしろ自国の通貨の価値があがり、国内の円建て資産価値が上昇するので良い事だと思います。

なにより

通貨が上がるというのは、その国が信用されているから起こる事。

「信用」されているなんてうれしいじゃないですか 笑



円高は悪くない!
Date: 2012.07.06 Category: 経済・経営  Comments (0) Trackbacks (0)

医者が市場で「買いたたかれる」時代。

医者といえば高学歴、高い地位、高収入の代表的な職業でした。

厳しいようですが、この牙城はもろとも崩れ去ると僕は思っています。



京都大学では、瀧本哲文先生という方が「起業論」という講義を受け持っており、ある年では医学部生の40%にのぼる学生がこの講義を受けたそうです。

詳しくはこの本に書いてあります。

僕は君たちに武器を配りたい僕は君たちに武器を配りたい
(2011/09/22)
瀧本 哲史

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これをきいて、僕は京都大学の先進性を感じました。

日本の人口は減少するが、医者は変わらない。むしろ増やしています。これは医師免許保持者の市場価値が下がる事を意味しており、医者というだけではもはや差別化ははかれません。

差別化をはかれない人間は、当たり前ですが価値が低いため給料も下がります。資本主義経済の基本です。



そこで、京都大学の医学部生はそこに気づいたんですね



そして、医師という職業を差別化し市場価値を高めようとし、その方法を学びに行ったのでしょう。



そういえばいつだか私立の医学部生が大手外資系経営コンサルティングファームに就職したとかしないとか話題になりましたね。

ちょっと慶應は経営色が強すぎるので、また違いますが、慶應は慶應で近いものを感じます。

京都大学は(私見ですが)あくまで「医療サービスにどう付加価値をつけて差別化するか」を模索している気がするので僕はこちらよりです。

まあ



といっても

①医師として圧倒的なスキルをもつ(自分にしかできない手術等)
②圧倒的に魅力的な病院を作る(そこでしか治療してもらいたくないと思わせるほど)
③医療を使った”新しいサービス”を作り出す(現在は在宅医療等が進んでいますね)
④新しい発明、発見を研究を通じて行い特許を申請する

ぐらいしかなさそうですが。





世の中、どんどんフラットで自由な方向に進んで行きます。歴史が教えてくれます。

国鉄はなくなり、電話もNTTに、郵便局も民営化しました。

フラットになった世界で、「医師免許」ぬきの「生身の人間」として自分をみたとき、どうですか?

生きて行けそうですか?

医師免許が無いと飯が食えなさそうですか?

だとしたら、それは実現すると僕は思います。



今のうちから「本当の意味での自分の価値」を作り出す必要があるでしょう。

そしてそういう若い力が、今の日本を救う唯一の切り札であると信じています。

Date: 2012.07.03 Category: 経済・経営  Comments (0) Trackbacks (0)
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