テスト前にカフェで読書する理由

前回の記事で書かせていただいたアプリのおかげで、最近朝起きる事ができています。大学生にはこういうアプリが必要だ…

ただ気になるのが、原理が不明であるという点ですね。何なんだろう、脳波?脳波ってスマホで検知できるの?音ではないだろうし…謎です



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さて今日は少し勉強についてまじめに書くとします。

皆さん、大学に入って、勉強をどんな感じでしていますか?おそらくまじめにテストでいい点とりたい人、テストに受かりさえすればいい人、テストはどーでもいいし追試でいいけど留年はしたくない人、もう留年してもいい人くらいにわけられると思います。

ちなみに僕は「テストに受かりさえすればいい人」です。

なぜかというと、それが一番パフォーマンスが高い気がするからです。

正直大学のテストで点数をとる事がいいことだとは思えません(悪い事とは言ってませんが)し、かといって追試になると余計な時間と労働のロスがあるし(ただし、ここでは本試が追試よりも低コストであるという前提のもとに成り立っている)、留年とか金が無駄になりますし。という事で、どちらかというと過去問とかを丸覚えする普通の大学生です。

しかし、いつもテスト前になると周りと違うなあと思うところがでてきます。僕はどちらかというとテスト前日、当日くらいには過去問を十分網羅して準備してある場合(*1)が多いです。周りの人もそのはずなのですが、なんだかそわそわしながら勉強しています。おそらく完成度的には私と同じくらいなのでしょう、しかし勉強を続けるんです。

これは、テスト直前になって「テスト」というリスクが大きいように見えてしまい、一応勉強しておこうという気持ちにさせてしまう、心理的作用が原因だと思います。個人的には、勉強成果をy軸、時間をx軸におくと、対数関数のようなカーブを描いてプラトーに達する気がします。ですので、ある程度効率が下がってきて、これ以上時間をかけても大した効果を望めない、もしくは仮に落ちたとしても、「ここでかけるコストを追試にまわした方が費用対効果が大きい」というあたりまでxが大きくなった時、私は勉強をストップします。(*1)はこの段階を意味します。

ですので、テスト前日や当日はカフェで本を読んだりパソコンをしたり、のんびりします。

ちなみに、追試は2回ほど受けた事があります。どれも追試が本試のコストより余裕で低かったので、問題ありませんでした。

おそらく、勉強をすればするほど「落ちたらここまでの努力が無駄になる」というサンクコスト(過去記事参照)が増大し、さらにテスト前の恐怖性リスク増大感にかられ、皆勉強を重ねていくのだと思います。

ただ、ここでスルーされているのが「時間が無駄に捨てられている」というコストを考えていない点です。そんなに時間にたいして効果があげられない段階にきているのに、時間をかけて勉強を続けるのは「テストに受かりさえすればいい人」にとっては時間の無駄以外のなにものでもありません。

といっても、私もまだまだです…。本能に負けないで論理でテストも受けて、時間を有効活用したいですね。


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Date: 2012.10.18 Category: 未分類  Comments (0) Trackbacks (0)

「眠りが浅い時を狙って起こしてくれる」アプリが秀逸すぎる件

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昨日ですね、このアプリを扱っているオンライン記事を見つけて、早速使ってみました。

アプリの名は『Sleep Time』、睡眠管理アプリです。

原理はわからないんですけど、とりあえず眠りが深いのか浅いのか、そもそも起きているのかの3段階を何かしらの手段でスマホが調べてくれます。使い方は簡単、寝ている横のデッキにスマホを充電しながら、アプリを起動させて置いておくだけ。

それを調べて何をするかというと…ちょうど眠りの浅い時にアラームをならしてくれて、スッキリ朝を目覚めさせてくれます!



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早速使ってみました。

朝、意識がもうろうとしている頃、なんか遠くで鳴っているような小さなアラーム音が聞こえます。気にはなるものの、耳障りではないため、まあアラームを消すにはいたらず。それが次第に大きくなっていき…最終的に止めた時にはかなり目が覚めていました。

ついでに睡眠状態を可視化してくれているので、なんだか楽しい。(実質睡眠時間がどれくらいだとか…)

ちなみに、朝7:30までに起きたい時は、設定を7:30にして、選択幅を30分とかにしておきます。そうすると、30分前から計算して最も睡眠が浅いポイントで起こしてくれます。

著者の場合、今日は8:30にセットして起きました。選択幅は30分です。結果、小さい音でアラームが8:05あたりに鳴り、10分くらいに起床しました。

選択幅が広ければ広いほど、時間にズレは出ます(予定より早く起こされる)が、幅が広いのでより睡眠が浅い状態で起こしてくれる確率が高まります。この辺りは実験してみて、自分にあった選択幅を選びたいところです。



無料なので、とりあえず使ってみては?

ソース記事:TABROID「スッキリ、シャキーンとお目覚め!『Sleep Time』で快適な朝を
      http://www.tabroid.jp/app/tools/2012/10/com.azumio.android.sleeptime.html


Date: 2012.10.15 Category: IT  Comments (1) Trackbacks (0)

Facebookは「オンライン上での身分証明書」となるか?

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近年、youtubeから始まってニコニコ動画などの動画系ウェブサービスや、基本的にアカウントログインを必要とする一種のSNSのようなビジネスモデルが急成長してきました。グリーやDeNAのモバゲーなどもそうですよね。

これらの発展は、最近ではスマートフォンやタブレット、軽量化PCなどのデバイスが進化を牽引してきたのかなと思います。まずデバイスであるハード面が進化し、それに対応するソフト面(内容)が追随するように内容を充実させ始めました。しかし、明らかな加熱感がソーシャルビジネス業界に存在し、最近ではその手の勢いのみのソフト面を作る会社は下火になっている、というのが感想です。というより、内容があまりないソーシャルビジネスはもはや消え行くという事実が判明した、といってもいいでしょう。

しかし、そこに気づいた人たちが新しいウェブサービスをどんどん作り出しています。過去の記事である注目の新型ウェブサービス3で書かせてもらったサービス以外にも、かなり充実したものが出てきています。



オンラインの学校、schoo

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これはかなりおもしろいです。動画をUSTREAMで配信、時間が決まっており、皆で同時にその動画授業をきくというもの。東京にすんでいる人は、千代田区の明治神宮前付近にあるUSTREAM会館のような場所に集まって、生できくことができます。

また、録画機能もついていて、無料会員は月に1回だけ録画できます。有料会員は何回でも録画できるそうです。まだ使っていませんが、これはかなり期待できる、というとかなり上から目線ですが、こういうのあったらいいなというものでした。



話変わりまして、タイトルにあったFacebookアカウントはオンラインでの身分証明書となりえるか?という内容についてです。これまで紹介させていただきましたオンラインサービスですが、ほとんどのソーシャル系ではFacebookアカウントでログインする場面があります。

先ほどのスクーでもそうです。いわば、1つのFacebookアカウントで様々なウェブサービスにログインする事ができるんですね。

この理由を僕なりに考えてみました。

まず楽という事。アカウント管理をウェブサービス別でいちいちやるのはめんどくさいので、一元化できたら楽ですよね。ただ、逆に言うとその1つのアカウントがダメになってしまうと、他のものもダメになってしまうという、芋づる式に破綻してしまうというリスクがあります。

次に、ウェブ特有の匿名性が担保されにくいという事。ウェブサービスは、匿名で行う事ができるため、モラルハザードが起こったり、責任の所在を追求しにくい欠点があります。しかし、Facebookでは実名を基本としており、さらに現実での知人とつながっている可能性があるため、下手な事をすると現実世界に支障をきたす、つまり匿名性を排除し個人をオートで透明化できているという事です。これが一番大きいかもしれません。

これらの事から、Facebookがオンライン上での身分証明書になる、共通のアカウントになり、アカウントの一元管理の場となる、という事がありうると思っています。といっても、これが波及するかどうかは、FAcebookアカウントでログインするような新型の先鋭的なウェブサービスが世界に浸透するかどうか、そこに鍵があるとは思いますけれども。
Date: 2012.10.14 Category: IT  Comments (0) Trackbacks (0)

「知らない方が幸せな事実」ってありますよね…

今回、読んでいてあまりにビックリしたので紹介させていただく本は、以前、私のブログの反原発の不都合な真実で書かせていただいた、Fujisawa Kazukiさんの新著なんですが…


外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々
(2012/09/14)
藤沢 数希

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コイツです。最近出た本なので、多分近くの書店にも置いてあると思います。

皆さん、なんとなく「サブプライムローン」とか「リーマンブラザーズ破綻」とか、数年前に耳にした事がありませんか?いわゆる金融危機というやつなのですが、それの一体何が問題で、なぜそんな事が起こってしまったのか、そしてそれが今どんな状態なのか…というのが素人でもよくわかる本です

今話題のユーロ危機、ギリシャの問題も取り上げられていて、全てつながっています。とはいっても、この本のスゴいところはそこではありません。

何より驚くのは、本の内容がまるでウィキリークスの内部告発文を読んでいるかのような、かつて著者の藤沢さんが所属していた金融業界の真実が明記されている事です。

そして同時に、かなり絶望を味わってしまいました…なぜあの時、アメリカ人が「ウォール街を占拠せよ!」といきまいていたのか、今では手に取るようにわかります。

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細かい内容は原著を参考にしてくださると良いのですが、簡単に言うと以下のような事が起こっています。

大手の金融機関(以下、企業X)がどんどん大きく成長する→小さな企業(以下、企業Y)はつぶれる→企業Yが企業Xに吸収され、より大きな企業Xとなる→この世になくてはならない会社(つぶれると国民に大きな損失を与えてしまうほど、大きくなった企業)になる→つぶれそうになると、税金を投じてまで救済される→以下エンドレス…

という内容でした。しかもこの企業Xは、社員の平均年収7000万というべらぼうな給与を支払っておきながら、税金が投入されたという…なんとも信じがたい、というかこんな事まかり通るのか?と思ってしまう内容ですが、何せその業界に身を置いていた人が言うのですから、まず間違いないでしょう。。。

正直な所、知らなくても良い事実はあると思うのですが、僕としてはそういう事実も糧に前に進みたいタイプの人間ですので、きっちり消化させてもらって、これからの人生に生かしていこうと思っています。



END

Date: 2012.10.08 Category: 書評  Comments (0) Trackbacks (0)

世の中の悲劇は2つしかない。1つは金の無い悲劇、もう1つは金のある悲劇。

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「世の中の悲劇は2つしかない。1つは金のある悲劇、もう1つは金の無い悲劇。」

数年前、世間を騒がせたNHKドラマ「ハゲタカ」をみました。このフレーズはその中にでてきたフレーズです。あまりにも有名で、GEOで目に入ってしまったのでかりてしまいました。映画もドラマもみたのですが、なんとも現実を如実に表している感じがしました。

ドラマ「ハゲタカ」は2007年に放送された経済ドラマで、いわゆる外資系投資ファンドが日本に入ってきて、金儲けしまくっていた頃の話をわかりやすく描いています。近年の日本の歴史を学ぶ上で、かなりわかりやすいのでオススメ致します。個人的に、世の中を経済という視点からみるとそんなに時間をかけなくても全体がザッと把握できて、効率が良くて好きなのです。



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しかもこのドラマと映画はよくできていて、実際の事件にリンクしています。ライブドア事件付近で有名になった、村上ファンドの村上さんが「お金儲けの何が悪いのか、私にはわからない。」という発言をしましたが、これも主人公が近い発言を記者会見で行います。中学生時代、あの頃の日本で「この人の何が悪いんだろーなー」と漠然にしか思っていなかったのが、わかった気がします。

それと、やはりお金は幸せの必要条件に過ぎず、決して十分条件にはなり得ないという事ですね。「お金があれば幸せである」は偽で、「幸せならばお金はある程度ある」は真だと僕は思うんです。事実として、経済力と精神疾患には相関があって、富裕層の方が貧困層より圧倒的に精神疾患が少ないそうで、統計学上有意差がある経済力があたえる影響については証明されています。確かに、余分にお金があったら安心感というか、人生における余裕が違いますものね。



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用はバランスって話ですね。そこそこお金があって、そこそこ時間的余裕がある暮らしを皆が望んでいるはずですよ、そりゃ。

ちなみに、登場キャラクターのクールさがやばいです。かっこいいっす…
Date: 2012.10.01 Category: 経済・経営  Comments (0) Trackbacks (0)
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